石狩市議会 > 2022-03-18 >
03月18日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号

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  1. 石狩市議会 2022-03-18
    03月18日-委員長報告、質疑、討論、採決-04号


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    最終取得日: 2023-04-01
    令和 4年  3月定例会(第1回)     令和4年第1回石狩市議会定例会会議録(第4号)                   令和4年3月18日(金曜日)午前10時00分開議─────────────────────────────────────────────── ◎議事日程 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 議案第13号 石狩市職員の育児       休業等に関する条例の一部を改正       する条例案(総務常任委員長の報       告)       議案第14号 石狩市特定滞納者       に対する特別措置に関する条例を       廃止する条例案(総務常任委員長       の報告) 日程第 3 議案第15号 石狩市国民健康保       険税条例の一部を改正する条例案       (厚生常任委員長の報告) 日程第 4 議案第4号 令和4年度石狩市一       般会計予算予算特別委員長の報       告)       議案第5号 令和4年度石狩市国       民健康保険事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第6号 令和4年度石狩市国       民健康保険診療所特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第7号 令和4年度石狩市後       期高齢者医療特別会計予算(予算       特別委員長の報告)       議案第8号 令和4年度石狩市介       護保険事業特別会計予算(予算特       別委員長の報告)       議案第9号 令和4年度石狩市介       護サービス事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第10号 令和4年度石狩市       個別排水処理施設整備事業特別会       計予算(予算特別委員長の報告)       議案第11号 令和4年度石狩市       水道事業会計予算予算特別委員       長の報告)       議案第12号 令和4年度石狩市       公共下水道事業会計予算(予算特       別委員長の報告) 日程第 5 同意第1号 石狩市固定資産評価       審査委員会委員選任について同意       を求める件 日程第 6 報告第3号 専決処分報告の件       (交通事故に係る和解及び損害賠       償額の決定の件) 日程第 7 議案第20号 令和3年度石狩市       一般会計補正予算(第13号) 日程第 8 議案第21号 令和3年度石狩市       介護保険事業特別会計補正予算       (第3号) 日程第 9 議案第22号 石狩市行政活動へ       の市民参加の推進に関する条例の       一部を改正する条例案 日程第10 発議第1号 国保事業安定化のた       めの国庫負担の増額を求める意見       書(案) 日程第11 決議第1号 ロシアによるウクラ       イナへの軍事侵攻に対する決議       (案) 日程第12 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務の継続調査申       出 日程第13 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎本日の会議に付議した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 議案第13号 石狩市職員の育児       休業等に関する条例の一部を改正       する条例案(総務常任委員長の報       告)       議案第14号 石狩市特定滞納者       に対する特別措置に関する条例を       廃止する条例案(総務常任委員長       の報告) 日程第 3 議案第15号 石狩市国民健康保       険税条例の一部を改正する条例案       (厚生常任委員長の報告) 日程第 4 議案第4号 令和4年度石狩市一       般会計予算予算特別委員長の報       告)       議案第5号 令和4年度石狩市国       民健康保険事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第6号 令和4年度石狩市国       民健康保険診療所特別会計予算       (予算特別委員長の報告)       議案第7号 令和4年度石狩市後       期高齢者医療特別会計予算(予算       特別委員長の報告)       議案第8号 令和4年度石狩市介       護保険事業特別会計予算(予算特       別委員長の報告)       議案第9号 令和4年度石狩市介       護サービス事業特別会計予算(予       算特別委員長の報告)       議案第10号 令和4年度石狩市       個別排水処理施設整備事業特別会       計予算(予算特別委員長の報告)       議案第11号 令和4年度石狩市       水道事業会計予算予算特別委員       長の報告)       議案第12号 令和4年度石狩市       公共下水道事業会計予算(予算特       別委員長の報告) 日程第 5 同意第1号 石狩市固定資産評価       審査委員会委員選任について同意       を求める件 日程第 6 報告第3号 専決処分報告の件       (交通事故に係る和解及び損害賠       償額の決定の件) 日程第 7 議案第20号 令和3年度石狩市       一般会計補正予算(第13号) 日程第 8 議案第21号 令和3年度石狩市       介護保険事業特別会計補正予算       (第3号) 日程第 9 議案第22号 石狩市行政活動へ       の市民参加の推進に関する条例の       一部を改正する条例案 日程第10 発議第1号 国保事業安定化のた       めの国庫負担の増額を求める意見       書(案) 日程第11 決議第1号 ロシアによるウクラ       イナへの軍事侵攻に対する決議       (案) 日程第12 各常任委員会及び議会運営委員会       の閉会中の所管事務の継続調査申       出 日程第13 特別委員会の閉会中の所管事務の       継続調査申出─────────────────── ◎出席議員(20名)    議長   16番   花田和彦    副議長   9番   片平一義          1番   加納洋明          2番   阿部裕美子          3番   遠藤典子          4番   三崎伸子          5番   松本喜久枝          6番   蜂谷三雄          7番   神代知花子          8番   天野真樹         10番   米林渙昭         11番   上村 賢         12番   大野幹恭         13番   金谷 聡         14番   佐藤俊浩         15番   山田敏人         17番   加藤泰博         18番   髙田静夫         19番   伊藤一治         20番   日下部勝義─────────────────── ◎欠席議員(0名)─────────────────── ◎出席説明員    市長          加藤龍幸    副市長         鎌田英暢    教育長         佐々木隆哉    監査委員        百井宏己    農業委員会会長     須藤義春    選挙管理委員会委員長  白井 俊    総務部長・       及川浩史    選挙管理委員会事務局長(併)    総務部・        市園博行    危機対策担当部長・    保健福祉部次長    (新型コロナウイルス    感染症対策担当)(扱)    企画経済部長      小鷹雅晴    企画経済部・      本間孝之    産業振興担当部長・    農業委員会事務局長(併)    企画経済部次長     中西章司    (企画担当)    企画経済部次長     佐々木一真    (企業連携推進担当)    財政部長・       蛯谷学俊    (兼)会計管理者    環境市民部長      松儀倫也    保健福祉部長      大塚隆宣    保健福祉部・      上田 均    健康推進担当部長    保健福祉部次長     伊藤学志    (子ども政策担当)    建設水道部長      佐藤祐典    建設水道部・      高野省輝    水道担当部長    生涯学習部長      安崎克仁    生涯学習部理事・    西田正人    生涯学習部次長    (社会教育担当)(扱)・    (兼)市民図書館館長    生涯学習次長      石橋浩明    (教育指導担当)    厚田支所長       東 信也    浜益支所長       畠中伸久    監査事務局長      松田 裕─────────────────── ◎議会事務局職員出席者    議会事務局長      丸山孝志    次長          近藤和磨    主査          工藤一也    書記          久田智世那───────────────────────────────────────────────        午前10時00分 開議─────────────────── △開議宣告 ○議長(花田和彦) これより、本日の会議を開きます。─────────────────── △議事日程 ○議長(花田和彦) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。─────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(花田和彦) 日程第1 会議録署名議員の指名を議題といたします。 会議録署名議員は、石狩市議会会議規則第81条の規定により、   3番 遠 藤 典 子 議員  12番 大 野 幹 恭 議員を指名いたします。─────────────────── △日程第2 議案第13号から議案第14号 ○議長(花田和彦) 日程第2 議案第13号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第14号石狩市特定滞納者に対する特別措置に関する条例を廃止する条例案、以上、計2議件を一括議題といたします。 議案第13号から議案第14号まで、以上、計2議件の審査結果について、総務常任委員長の報告を求めます。 19番伊藤一治議員。 ◆19番(伊藤一治) 総務常任委員長の報告をいたします。 令和4年2月15日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第13号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案及び議案第14号石狩市特定滞納者に対する特別措置に関する条例を廃止する条例案、以上、計2議件の審査結果を報告いたします。 付託されました議件につきましては、令和4年2月25日に当委員会を開催し審査いたしました。審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 初めに、議案第13号は、国において、非常勤職員育児休業等の取得要件の緩和等が行われることから、本市においても、会計年度任用職員の育児休業の取得要件のうち、継続した在職期間を1年以上とする要件を廃止するなど、所要の改正を行おうとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、不妊治療のための休暇、配偶者の出産休暇及び育児参加のための休暇等、国の非常勤職員の妊娠・出産・育児に関する制度との関わりについて 2、会計年度任用職員が育児休業を取得している期間における代替職員について これに対し、部局からは、1については、国から技術的助言として通知がきており、今回の改正と同様に今後整理していく。 2については、現場の意見を聞きながら、安心して育児休業を取ることができる環境の整備に努めるとの答弁がありました。 次に、議案第14号は、市税の徴収体制の整備や収納率の向上が図られたことから、特定滞納者に対する行政サービスの利用の制限に関して必要事項を定める条例を廃止しようとするものであります。 質疑の主なものは、次のとおりであります。 1、行政サービスの利用の制限に至った事案について これに対し部局からは、1については、該当する事案はないとの答弁がありました。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第13号及び議案第14号、以上、計2議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、総務常任委員長の報告を終わります。 ○議長(花田和彦) これより、議案第13号から議案第14号まで、以上、計2議件についての委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第13号から議案第14号まで、以上、計2議件について一括討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第13号石狩市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号石狩市特定滞納者に対する特別措置に関する条例を廃止する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第3 議案第15号 ○議長(花田和彦) 日程第3 議案第15号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案を議題といたします。 議案第15号の審査結果について、厚生常任委員長の報告を求めます。 12番大野幹恭議員。 ◆12番(大野幹恭) 厚生常任委員長の報告をいたします。 令和4年2月15日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において当委員会に付託されました議案第15号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案の審査結果を報告いたします。 付託されました議件につきましては、令和4年2月28日に当委員会を開催し審査いたしました。  審査に当たっては、冒頭、所管部から詳細な説明を受け審査に入りました。 初めに、議案第15号は、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行による地方税法施行令の一部を改正する政令の公布に伴い、所要の改正を行おうとするものであります。 その主な内容といたしましては、未就学児に係る国民健康保険税の均等割額を減額しようとするものです。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第15号については妥当と認め、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上で、厚生常任委員長の報告を終わります。 ○議長(花田和彦) これより、議案第15号の委員長報告に対し、質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第15号について討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第15号石狩市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第4 議案第4号から議案第12号 ○議長(花田和彦) 日程第4 議案第4号令和4年度石狩市一般会計予算、議案第5号令和4年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算、議案第6号令和4年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算、議案第7号令和4年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算、議案第8号令和4年度石狩市介護保険事業特別会計予算、議案第9号令和4年度石狩市介護サービス事業特別会計予算、議案第10号令和4年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算、議案第11号令和4年度石狩市水道事業会計予算、議案第12号令和4年度石狩市公共下水道事業会計予算、以上、計9議件を一括議題といたします。 議案第4号から議案第12号まで、以上、計9議件の審査結果について、予算特別委員長の報告を求めます。 20番日下部勝義議員。 ◆20番(日下部勝義) 予算特別委員長の報告をいたします。令和4年2月15日開催の第1回石狩市議会定例会本会議において予算特別委員会に付託されました議案第4号令和4年度石狩市一般会計予算から議案第12号令和4年度石狩市公共下水道事業会計予算まで、以上、計9議件について、その審査の経過と結果を報告いたします。 当委員会は、2月15日に審査日程及び開催方法などの協議を行い、また、審査の必要上、資料要求の日程を定め、3月7日から審査を行いました。 提案されました各会計予算について申し上げます。 初めに、議案第4号令和4年度石狩市一般会計予算予算総額は、歳入歳出それぞれ315億円であります。 次に、議案第5号令和4年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算予算総額は、歳入歳出それぞれ72億240万円であります。 次に、議案第6号令和4年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算予算総額は、歳入歳出それぞれ1億9,006万4,000円であります。 次に、議案第7号令和4年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算予算総額は、歳入歳出それぞれ9億6,745万円であります。 次に、議案第8号令和4年度石狩市介護保険事業特別会計予算予算総額は、歳入歳出それぞれ53億7,529万円であります。 次に、議案第9号令和4年度石狩市介護サービス事業特別会計予算予算総額は、歳入歳出それぞれ2億6,788万8,000円であります。 次に、議案第10号令和4年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算予算総額は、歳入歳出それぞれ6,460万5,000円であります。 次に、議案第11号令和4年度石狩市水道事業会計予算収益的収支につきましては、収入総額20億1,993万4,000円、支出総額20億3,744万9,000円、資本的収支につきましては、収入総額8億7,635万8,000円、支出総額14億2,796万8,000円であります。 最後に、議案第12号令和4年度石狩市公共下水道事業会計予算収益的収支につきましては、収入総額15億5,803万6,000円、支出総額15億3,564万2,000円、資本的収支につきましては、収入総額7億2,323万8,000円、支出総額12億4,370万1,000円であります。 各会計の審査は3月7日から14日までのうち6日間にわたり、所管別・会計別に審査を行い、それぞれ予算案の概要について説明を求めた上、慎重かつ詳細にわたり熱心な審査を行いました。 各会計別・所管別の質疑の主なものは、次のとおりであります。 一般会計予算、財政部では、1.ふるさと応援寄附推進事業の今後の特産品拡充について。2.寄附者の思いを活かした施策について。3.ふるさと応援寄附推進事業の新年度の取り組みと令和3年度の実績について。4.寄附件数と寄附金額の増減について。5.寄附者が使途を指定する割合、使途を指定しない場合の使いみちについて。6.ふるさと納税の実質収支について。7.令和4年度地方財政計画地方交付税の具体的な特徴について。8.新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の予算措置の考え方について。9.新年度予算と地方財政計画の関係及び地方交付税のあり方について。10.新港地域に係る市税収入と市財政の関係について。11.中期財政見通し財政健全化について。12.売却後の旧厚田区の学校利活用について。13.新増築家屋の税収額及び伸び率、住宅着工の将来予想について。14.新港地域に係る市税税収のうち償却資産税の税収及び今後の伸び率について。15.過去5年間の市民平均所得額所得階層区分について。16.令和4年度における中小企業対象コロナ特例減免について。17.除排雪費における国庫補助金及び地方交付税措置について。 総務部危機対策担当では、1.指定避難所に設置する発電機と赤外線ヒーターについて。2.避難所における感染症対策に必要な物資及び抗原検査キットの備蓄について。3.重機使用者の育成について。4.石狩市防災まちづくり協会拠出金に対する評価と令和4年度の取り組みについて。5.町内会防災資機材備蓄保管庫に新たな災害対応用資機材を備蓄する考えについて。6.地域防災力向上(特に雪害)への取り組みついて。7.防災備蓄事業及び防災対策事業費の財源内訳について。8.指定避難所における備蓄品の保存状況及び点検方法について。9.防災倉庫を市役所敷地内に設置した理由について。10.厚田・浜益における備蓄の考え方と災害協定について。 総務部では、1.コロナ禍における新年度予算編成にあたっての思いについて。2.平和関係イベントの実施について。3.マイナポータルオンライン手続きを可能とする環境の構築について。4.高齢者に対するオンライン手続きの推進について。5.マイナポータルオンライン手続きについて。6.市独自のオンライン行政基盤構築の内容について。7.地域情報通信基盤整備費の内容について。8.庁舎管理費の今後の予定について。9.浜益支所庁舎常用自家発電設備整備事業の機能と厚田支所への整備の考えについて。10.浜益支所庁舎常用自家発電設備国保診療所に接続する考えについて。11.デジタル技術の活用と個人情報保護対策について。12.キャッシュレス決済について。13.市公式LINEアカウントにおけるセグメント配信について。14.オンライン手続き等の制度や操作内容を周知する方策について。15.オンライン手続きの具体的な内容と期待する効果について。16.公衆無線LAN整備について。17.職員の健康管理について。18.会計年度任用職員の時間外労働と休日振替について。19.会計年度任用職員の給与について。20.会計年度任用職員制度の適正な運用等について。21.国の非常勤職員の妊娠・出産・育児に関する休暇制度の適用について。22.非核都市宣言を表明する考えについて。 選挙管理委員会事務局では、1.18歳選挙権と投票率について。2.投票率向上のための取り組みについて。 厚田支所では、1.厚田区地域交通サービス検討会議の進捗状況について。2.地域おこし協力隊起業支援における起業の内容について。3.集落支援員の採用者を1名とした理由について。4.集落支援員活動事業の予算額の内容について。5.集落支援員の人選で苦労したことについて。6.集落支援員の配置と具体的な活動内容について。7.集落支援員の勤務形態及び処遇について。浜益支所では、1.ワーケーション実証事業の実績及び新年度予定事業の具体的な内容について。2.集落支援員活動事業の詳細な内容について。3.集落支援員の「移住定住アドバイザー」としての活動内容について。4.集落支援員の「集落コーディネーター」としての活動内容について。5.集落支援員の勤務形態及び処遇について。6.集落支援員の採用方法及び今後のスケジュールについて。 企画経済部では、1.コロナ禍における新年度予算編成にあたっての思いについて。2.自治基本条例見直し検討事業の具体的な内容と期待する効果について。3.自治基本条例見直しにおける市民参加について。4.自治基本条例見直しにあたってのポイントについて。5.結婚新生活支援事業の拡充内容について。6.結婚新生活支援事業の周知方法について。7.結婚新生活支援事業の昨年度実績と申請者へのアンケート結果について。8.地域人材確保支援事業の事業費と具体的な事業内容について。9.地域人材確保支援事業協同組合への加盟予定者について。10.第5期総合計画改定事業の改定時期について。11.国際交流と外国人在住者の支援について。12.新港地域における新たな交通システムの実証実験運行計画について。13.公共交通空白地解消に向けた今後の取り組みについて。14.浜益区の公共交通のあり方について。15.洋上風力発電について。16.石狩湾新港地域の東地区臨港道路東線道路整備について。17.石狩湾新港管理組合負担金と港湾整備の費用対効果について。 企画経済部産業振興担当では、1.コロナ禍における新年度予算編成にあたっての思いについて。2.移住促進事業の該当要件と期待される効果について。3.移住促進事業の周知方法について。4.プレミアム商品券発行事業の販売制限、利用期限及び利用制限について。5.プレミアム商品券発行事業の今後の事業継続について。6.プレミアム商品券発行事業の参加店舗数について。7.中小企業特別融資事業によって融資を受けた企業数について。8.公共的空間感染症対策事業の事業内容について。9.外国人人材確保支援事業の目的、事業内容及び期待する効果について。10.外国人人材確保支援事業として開催するセミナー等の目的及び内容について。11.外国人労働者雇用実態調査の結果を公表する考えについて。12.農業担い手確保対策モデル事業の具体的な内容について。13.就農支援に関係する事業の事業内容と効果について。14.農業担い手確保対策モデル事業の拡充内容、人材融通の場所及び参加者数について。15.道営農村整備事業の事業内容について。16.水田活用直接支払交付金制度の存続と今後の本市農業のあり方について。17.コメ余り問題と交互作付けについて。18.農地財産価値の激減、農業経営について。19.食料自給率の達成に向けた取り組みについて。20.道央バイオマス協議会の協議事項の進捗、森林組合経営との関係について。21.密漁対策について。22.漁業振興基金の残高について。23.洋上風力発電事業者からの出捐金について。24.水産業の推進、課題解決に向けた新年度事業の内容について。25.燃料高騰に対するセーフティネットの加入状況について。26.漁港整備の見通しについて。27.道の駅に配置されるガイドボランティアの体制とガイドエリアについて。28.厚田キャンプ場の放送設備を更新するに至った経緯について。29.観光デジタルマップの運用方法について。30.観光デジタルマップの詳細な事業内容について。31.商工会議所経営改善普及事業交付金のうち、地域振興事業の内容について。32.石狩観光協会が航路標識協力団体に選定されたことを観光振興に活かす考えについて。33.川下海岸グリーンインフラ実証事業の進捗状況と新年度の事業内容について。 環境市民部では、1.新年度予算編成にあたっての思いについて。2.新年度の特殊詐欺防止機器の台数とアンケート結果を周知する考えについて。3.特殊詐欺防止機器利用者のアンケート結果の活用と今後の実施方法について。4.花川南コミュニティセンター浴室の土曜日開放について。5.浜益滝川間乗合自動車の更新車両規格、利用実績及び委託料について。6.交通安全推進指導員の担い手不足について。7.コミュニティセンター利用料の改定について。8.いしかり女性のつながりサポート事業の周知方法について。9.コロナ禍での町内活動について。10.再エネ設備導入ポテンシャル調査事業の対象となる公共施設及び事業内容について。11.新設する公共施設に再エネ設備を導入する考えについて。12.再エネ設備導入ポテンシャル調査と設備導入の実施年度について。13.再エネ設備導入ポテンシャル調査事業における避難所の考え方について。14.アカモズの生息場所及び保全の内容について。15.アカモズが本市に生息することが分かった経緯について。16.いしかり生きものかけはしプランと希少種保全事業との関係について。17.いしかり生きものかけはしプランの策定方法について。18.外来種対策の考え方について。19.アライグマ対策について。20.市内における希少種の生息について。21.環境普及啓発事業で求める「ライフスタイルの見直しや行動変容」について。22.環境基本計画と温暖化対策の考え方について。23.防犯カメラ設置による不法投棄対策への効果と今後の設置について。24.不法投棄の新たな通報システムを構築する考えについて。25.公共施設照明LED化の進捗状況と二酸化炭素削減効果について。26.衛生センター運営管理の長期包括委託期間について。27.衛生センター長期包括契約の相手先となる事業者の評価について。28.衛生センターから生じる余熱を利用している福祉施設の今後について。29.札幌市のごみ処理の受け入れに係る協議の内容について。30.札幌市発寒清掃工場での可燃ごみの受け入れについて。31.ごみ排出量を減らす取り組みについて。32.新年度における戸別収集業務の積算方法について。33.戸別収集業務の積雪対策について。34.戸別収集業務の土曜日実施を見直す考えについて。35.みどりのリサイクル事業を戸別収集する考えについて。36.みどりのリサイクル事業による成果物の配布予定について。37.資源回収団体奨励金の予算額が減額となっている理由について。38.公共施設の石けんの使用状況について。39.公共施設における「香害」の周知について。40.樽川9条通りの信号機設置に向けた動きについて。41.消費生活センターの位置付けと相談体制について。 保健福祉部健康推進担当では、1.PCR検査センターで実施した検査数について。2.高齢者にPCR検査キットを無償配布する考えについて。3.子宮頸がんワクチンキャッチアップの対象者、周知する情報、接種体制について。4.保育施設におけるフッ化物洗口について。5.新たに開設する小児科医院の規模及び医師のプロフィールについて。6.ワクチン小児接種を受けやすくするための取り組みについて。7.全国高校総体ソフトボール競技に向けた競技場の準備について。 保健福祉部では、1.予算編成にあたっての思いについて。2.就労支援マッチング事業の対象事業者数、事業の周知方法について。3.訪問介護・訪問看護サービスの新年度の取り組みと今後の見通しについて。4.医療的ケア児保育支援事業の対象者について。5.医療的ケア児が保育を受ける環境について。6.福祉人材確保事業の事業内容と実績、新年度の取り組みについて。7.外国人技能実習促進事業の事業内容と実績、新年度の取り組みについて。8.過疎地域の人材不足対策事業に地域福祉基金を活用する考えについて。9.手話通訳者の人材確保と任用の形態について。10.手話基本条例推進懇話会からの提言と市の取り組みについて。11.手話講座の実施状況とコロナ禍での課題について。12.聴覚障がい者が日常生活でコミュニケーションをとる上での課題について。13.遠隔手話通訳の内容と実績について。14.手話通訳者の勤務形態と人材育成について。15.一時生活支援の実績と新年度の支援事業の積算内訳について。16.成年後見センターの現状と機能強化・拡充について。17.ひきこもりサポートの相談件数と情報収集の方法、相談体制について。18.精神障がい者に対する交通費支援について。19.保育士等就職奨励金事業の実績、道実施事業への照会実績について。20.保育士及び放課後児童クラブ支援員の処遇改善について。21.ふれあいの杜子ども館開設にあたり地元説明会を開催する考えについて。22.放課後児童クラブの待機児童の解消について。23.児童館職員の処遇改善について。24.生活保護給地区分の見直しについて。25.冬季加算特別基準の適用について。26.子ども医療費助成の対象を中学校まで引き上げた場合の影響額について。27.補聴器の助成を行う考えについて。28.ヤングケアラーの実態把握について。 建設水道部では、1.コロナ禍における新年度の予算編成にあたっての思いについて。2.新生活様式スタート支援事業の具体的な内容及び期待される効果について。3.花いっぱい運動の今後の進め方について。4.設計労務単価と労務者への支払い実態について。5.消融雪機器設置貸付事業の積算内訳、実績及び今後の見込みについて。6.消融雪機器設置補助を拡大する考えについて。7.街路灯LED化の進捗率と今後の見通しについて。8.街路灯LED化による二酸化炭素排出量の削減見込みについて。9.道路照明灯LED化の進捗率と今後の見通しについて。10.除排雪費に係る新年度予算額の積算方法について。11.市内の除排雪状況と今後の補正予算について。12.ダンプトラックの契約時期の見直し、台数の確保について。13.幹線道路の交差点除雪及び歩道確保について。14.市保有の除雪トラックの用途について。15.除排雪作業遅延の市民への周知方法について。16.除排雪事業を含む道路橋りょう維持費と交付税措置について。17.除排雪事業の予算積算と執行額の乖離について。18.公園や学校グラウンドを雪堆積場として使用することについて。19.花川南3条通と花川4号線の交差部について。20.公園整備の整備箇所について。21.公園整備における地元意見の反映について。22.公園における熱中症対策について。23.物価上昇、燃料費高騰等が花川東団地建設工事に及ぼす影響について。24.空家宝化プロジェクトの事業内容と課題について。25.空家宝化プロジェクトの利用事業者数と実績について。26.緑苑台緑地のポプラ伐採と今後の緑地管理について。 教育委員会では、1.市民図書館オンライン環境整備事業の具体的な事業内容と利用方法について。2.新型コロナ感染症対策としての学校消毒の作業内容と新たな感染対策について。3.コロナ禍における入国制限が英語指導助手配置に及ぼす影響について。4.GIGAスクール構想環境運用事業の整備内容と今後の予定について。5.中学校部活動の適切な運営及び体制について。6.体力・運動能力向上推進事業の外部指導者と関連予算額の詳細について。7.不登校支援事業の内容と事業費の内訳について。8.いじめ防止の取り組みについて。9.特別支援教育支援員の役割、配置及び処遇について。10.学校図書館の整備状況と新年度の事業内容について。11.学校における新聞の電子版利用について。12.学校司書配置・派遣と蔵書整備及び学習機会の確保について。13.高校生奨学資金給付事業について。14.樽川地区における学校区見直し、小学校を建設する考えについて。15.ランドセルの軽量化について。16.コロナ禍におけるオンライン授業について。17.卒業式・入学式について。18.少人数学級について。19.教員の定数について。20.花川南中学校大規模改修、トイレ改修について。21.地域学校協働本部事業の詳細について。22.幹線道路から紅葉山33号遺跡への誘導看板を設置する考えについて。23.文化遺産解説看板補修事業と観光デジタルマップとの連係、市内遺跡の周知について。24.図書館の蔵書購入リクエストをオンライン化する考えについて。25.図書館の蔵書数と廃棄数について。26.電子図書の購入費用と導入の考えについて。27.市民図書館の司書配置について。28.生涯学習講座の新年度の取り組みについて。29.芸術文化振興奨励交付金の実績と新年度の見通しについて。30.学校給食費の改定について。31.浜益教育施設の統合について。 国民健康保険事業特別会計では、1.特定健康診査の受診目標について。2.脳ドック及び人間ドックの申し込み状況について。3.精密検査対象者と健康管理指導の状況について。4.令和3年度の国保会計の決算見込みについて。5.子ども均等割半額による影響額と年齢拡大の考えについて。6.コロナ禍の傷病手当及び所得減に伴う減免について。7.一般会計からの繰入金について。8.保険者努力支援金について。9.累積赤字額が解消する見通しについて。 介護保険事業特別会計では、1.認知症施策の新年度の取り組み、認知症初期集中支援チームの課題について。2.介護職員の処遇改善と人材確保について。3.保険者努力支援交付金について。4.補足給付制度の仕組みが変わることによる施設入所者への影響について。5.浜益ふくしの里について。 個別排水処理施設整備事業特別会計では、1.利用状況の推移及び今後の見込みについて。 公共下水道事業会計では、1.雨水管整備の進捗率と今後の見込みについて。 当委員会は、以上で審査を終了し、議案第4号、議案第5号、議案第7号、議案第8号、以上、計4議件については起立採決で賛成多数により、議案第6号及び議案第9号から議案第12号、以上、計5議件については妥当と認め、全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 各委員におかれましては、慎重かつ熱心に審査をいただき心から感謝を申し上げ、予算特別委員長の報告を終わります。 ○議長(花田和彦) これより、議案第4号から議案第12号まで、以上、計9議件についての委員長報告に対し、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 これをもちまして、質疑を終了いたします。 これより、議案第4号から議案第12号まで、以上、計9議件について、一括討論を行います。 討論はありませんか。    (「あり」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論がありますので、初めに、原案に反対者の発言を許可いたします。 発言はありませんか。 7番神代知花子議員。 ◆7番(神代知花子) 議案第4号の反対討論をいたします。 新年度予算においては、その予算化に当たり、全体としては、市民生活に寄り添った予算内容となっていることを認めます。 しかし、新年度予算の重要施策の一つに第5期総合計画の計画期間の延長があります。 総合計画は、石狩市自治基本条例第16条の規定により、市長は、総合的かつ計画的な行政運営を図るための基本構想及びこれを実現するための計画を策定するものとするとされており、第16条第2項の規定により前項の基本構想の策定に当たっては、議会の議決を経なければならないとされています。 第5期総合計画は、2015年に前市長のもと、市民参加手続を経て策定され、その計画期間は、2015年より8年間、2022年までとされていました。 今回の計画期間の延長は、市長の改選期を理由としていますが、それであれば1年間の延長でもよいはずで、4年延長とする合理的な理由が見当たりません。 加藤市長の新年度市政執行方針では、コロナ対策、DX、脱炭素、一般海域での洋上風力発電など、新たな施策が柱として語られましたが、これらは中長期的なスパンで計画的に取り組むべき施策ですが、第5期総合計画には、それは示されていません。 施策の根拠となる計画がないまま市民合意なく行っていくことは、自治基本条例に反することです。 しっかりと自らの施策の根拠となる総合計画を議会に諮り、市民に示すべきと考えます。 特に、漁業者のなりわいを支える単独漁業権の海域で洋上風力発電を促進したいという考えは、2015年時点では想定されておらず、その大きな施策の方針転換においては、市民の声を生かす条例で市民参加手続を取ることとされているにも関わらず、市と特定団体の合意だけでなされようとしています。 第5期総合計画には、市民が計画に関わることで計画自体が進化する仕組みを大切にしてまちづくりを進めますという記載があります。 ぜひ加藤市政における第6期総合計画策定の中で、市民の中でも賛否が分かれる洋上風力発電について、開かれた議論と市民合意を取って行っていただければと思います。 また、環境市民部が環境審議会に諮問し、策定した風力発電ゾーニング計画では、市が国に情報提供した海域は風力発電建設をするべきではない環境保全エリアとして指定されたままです。 その海域を洋上風力発電の計画エリアとして検討を進めるには、海洋生態への影響を検討した上で計画改定などの手続を取るべきです。 市が恣意的に計画を無効化していると思われても仕方のないこのやり方は、今後の市の行政事務の手続に大きな疑念を与える批判は免れません。 根拠となる総合計画がない、市民合意手続も得ない、期成会を結成しての洋上風力の促進運動は、議会、市民を軽視していると言われても仕方がありません。 また、新年度より、厚田区、浜益区に1名ずつ配置される集落支援員に対して、9時から15時の就労時間と任期の定めがない処遇にも関わらず会計年度任用職員のパートタイムと整理されることは、総務省が示す不適切な任用に当たると考えるため、この点をもって反対といたしたいと思います。 ○議長(花田和彦) 反対討論が終わりましたので、次に、原案に賛成者の発言を許可いたします。 発言はありませんか。 14番佐藤俊浩議員。 ◆14番(佐藤俊浩) 令和4年度予算案に対しての賛成の立場から討論いたします。 11年前の東日本大震災でエネルギーは地方の存続に関わる問題であることを改めて認識する契機となりました。 震災後、全国に分散型電源が普及しましたが、その恩恵の多くは域外に流出し地域の持続性に必ずしも貢献していない状況です。 エネルギー自給率4%の日本は、オイルショックを経験して原子力発電に切替え、電力総量の30%近くを原発で賄ってきましたが、平成23年の福島原発事故で、一気に脱原発に入りエネルギー危機の日本となりました。 現在も真夏などの電力ピーク時はギリギリの電力総量で綱渡りの状態が続き、その電力はオイルショック以前に逆戻りして火力発電で補っている状況です。 世界が脱炭素を加速させる中、日本の電力比率は現在、火力発電が約75%、原子力が約4%、残りの約20%を再生可能エネルギーで補っております。 政府が目指している2050年の脱炭素社会の実現には、さらに、新たな再エネの拡大が不可欠となっており、その切り札が洋上風力であることは言うまでもありません。 風力発電などに係るゾーニング導入可能性検討モデル事業と促進区域についてですが、石狩市沖の一般海域エリアにおけるゾーニングの設定に当たっては、先行利用者、すなわち地元漁業協同組合の当時の考えを最大限尊重していると承知しています。 洋上風力発電については、いろいろな意見があることも承知しております。 しかし、大切なことは洋上風力に関するメリットやデメリットを総合的に検討し、本市にとって最大の利益となる方向性を見極めるためにも、不安や懸念のみを理由として歩みを止めず、カーボンゼロシティを表明した本市が風力発電事業の実施を通じて果たすことができる国際貢献について考える機会の創出こそが、次の世代にとって大切なのではないでしょうか。 本市が脱炭素社会に向けた先駆的な取組を行うことで道内他の自治体とともに地球温暖化対策を加速させることができると考えます。 また、本市の環境対策を進めるため、様々な議論を得た上で、洋上風力発電促進区域への指定に向けた各種団体による期成会も立ち上がりました。 地球温暖化対策は、人類の将来のために解決しなければならない課題であり、脱炭素社会を世界の最高レベルで実現していくためには、技術開発を後押しする国家プロジェクトとともに進めるべきであると考えます。 市民一人一人が安心して暮らすことができる持続可能な社会の実現のためにも、来年度の予算執行を速やかに行うべきと考えます。 以上、令和4年度石狩市一般会計予算に対し賛成討論といたします。 ○議長(花田和彦) 次に、原案に反対者の発言を許可いたします。 発言はありませんか。 5番松本喜久枝議員。 ◆5番(松本喜久枝) 日本共産党、松本喜久枝です。 議案第4号について討論いたします。 また、第5号、第7号、第8号についても関連し反対討論を行います。 令和4年度の市長執行方針等に対する代表質問や一般質問も踏まえ、全体的に各予算案を慎重に審査いたしました。 計上されている施策の中には、継続的な事業、新規の事業等も含め、評価できる内容も多々あり、その着実な実施について期待するものであることを最初に表明させていただきます。 しかしながら、この2年間、これまで経験したことのないコロナ禍において、市民の暮らしの実態を十分に把握する点や、また、財政運営の観点についてなど賛成しかねる施策も少なくありません。 地方自治体は、日本国憲法の地方自治の本旨の精神や、地方分権が協調される時代にあっても今日もなお国の法律や様々な制度、及び財源等々に縛られているという制約のもとにあることも十分認識しつつも、石狩市が市民の生活に寄り添い、その困難さに耳を傾けながら地方自治の趣旨をより一層進化させてしかるべきとの思いも表明させていただき、特徴的な事項について、以下、簡潔に申し上げさせていただきます。 最初に、DX推進事業についてですが、デジタル技術の活用は、住民福祉の増進とそのための省力化であると考えます。個人情報保護に関する条例の全国一律化が迫ってきている情勢にありますが、市民一人一人が個人情報として自らコントロール権を保障されることが基本でなければなりません。 個人の匿名加工情報(ビッグデータ)を利用したビジネスが想定されていますが、EUや台湾のような保護規制がない日本において膨大な個人情報を扱う自治体として厳格な管理が求められています。マイナンバーカードの作成・利用についても市民の判断を最優先に対応すべきであります。 2007年3月に策定された財政再建計画において、継続的な住民負担増とサービスの削減、施設の統廃合や人件費の抑制などの大規模な再建措置を実行し、その後も中期財政ガイドラインや財政運営指針もあり、本市の財政は当時と比べても大幅に好転してきています。新年度以降の財政指針においても使用料・手数料など市民負担を前提としていることについてはいかがなものかと指摘させていただきます。 当時780億円あった市の総債務残高は、この間の多額の合併財政特例や市民の協力もあり、2021年度末520億円を切るまで圧縮されており、四つの財政指標の特に実質公債比率は7%台と、今日において顕著に財政健全化がなされてきたのは、市民の負担増とサービスの削減による要素も一方で多大であったと考えるところです。 その市民サービスは、時代の変化や流れに応じた行政需要に応じざるを得ない部分があるにせよ、その当時から現在まで総じて復元されてはいません。 その特徴的な事例としては、70歳以上の全ての市民に対し、長年の社会貢献への敬意と高齢者の社会参加を促す、唯一の市の福祉制度である福祉利用割引券は2,000円に据え置かれたままです。高校生等奨学給付金は制度の建前からしても生活保護世帯の高校生も対象とすべきです。子どもの医療費・通院費助成については、昨年4月から小学校6年生までに広げましたが、全国でも道内も中学卒業まで助成する自治体が7割以上と増えてきており、さらに拡充するべきです。食材費の値上がりを理由にした総額880万円の給食費の値上げがされますが、給食は食育という教育の一環であり、市の財源でカバーすべきであります。全道29の自治体が一部を含め無償としているのは、まさにその実践であります。また、全産業平均に比べても賃金が低いケア労働者である介護士や保育士、学童保育指導員等の給与引上げについては、高い専門性と社会的需要性に見合ったさらなる処遇改善のため地方からの発信力は強力に求められています。 それらと対比するものとして、石狩市地域未来投資促進条例による新港等立地企業への本年度の免税など優遇総額は1億円を超えており、東京事務所開設費用も含め、方向転換するよう強く求めるものです。また、これまでも求めてまいりましたが、5割以下の減収の市内事業者への支援金についてですが、今後も続くと思われるコロナ禍の中、具体的な支援が必要不可欠であると考えます。 地球温暖化対策のための再エネシフトは必要と考えます。それは人や動植物への環境負荷を避けて行わなければ持続可能な仕組みとはなりません。市は、石狩湾における大規模洋上風力発電開発の促進区域指定に向け、情報提供を行っていますが、洋上を含め石狩湾の環境破壊なしに開発は不可能であり、そのために市はゾーニング事業において環境保全区域としています。それは、聚富・望来・八の沢地区などでの陸上風力発電建設計画も同じであります。 予算特別委員会で話題となった赤モズなどの希少種の保護等を考えても自然界と共生すること、本当の地産地消の再エネを住民の合意のもとに進めていくべきであると考えます。付け加えるならば、温暖化対策はエネルギー問題だけに狭小化するならば、決して達成できません。省エネや資源の再利用、ゴミの減量など領域の広い取組を必要としています。 次に、国民健康保険事業特別会計についてです。 前期高齢者交付金の後年度精算金6,000万円と激変緩和措置1,300万円により、北海道への納付金が約8,000万円減となり、2022年度の国保税額は据え置かれましたが、一般会計からの繰入れは連続してなされておりません。国保税の負担の重さから、引下げについては市民の強い要望であります。ところが石狩市は都道府県広域化以降、保険税を2年連続で値上げした結果、その後、連続し黒字会計となっています。国保会計上も財源からしても引下げはでき得ることです。特に子どもの均等割については国も考慮せざるを得なくなり、2022年度から就学前の子どもの均等割は半額となります。特に本市は税方式を採用しており、税法上の規定からも15歳以下の均等割はできるだけ速やかに廃止すべきと考えます。 次に、介護保険事業特別会計についてです。 第7期計画において地域の福祉施設の増設を見込んでの保険料を設定していましたが、実施されなかったことにより2億円規模の準備基金となっています。2021年度からの第8期計画においても設備整備が盛り込まれず、国の示す総合事業に沿った内容、施設から在宅へ、そして自治体の総合事業へといった内容が顕著です。制度発足以来、一人当たりの介護サービス費用が10%も下がっていることが石狩市の介護福祉の実態ならば、この間の保険料の引上げや消費税増税を考えれば、ゆゆしき事態であると指摘せざるを得ません。 今年度から始まった補足給付の預貯金基準変更により、影響が出ていることも深刻であります。第8期の中間年となる2022年度において施設サービスを含め、介護を必要とする市民が安心して受けられる仕組みについて自治体の知恵と力量を強く求めます。 後期高齢者医療保険特別会計では、75歳以上の高齢者の医療費の2割負担が多くの批判の中で強行決定され、消費税増税と合わせ、コロナ感染が拡大する中において、医療機関を受診することすらためらう現状も少なくありません。保険あって医療無しとならないよう自治体として必要な発信を強く求め、以上、議案第4号、第5号、第7号、第8号に関わっての反対討論といたします。 ○議長(花田和彦) 次に、原案に賛成者の発言を許可いたします。 発言はありませんか。 15番山田敏人議員。 ◆15番(山田敏人) 令和4年度の石狩市一般会計予算のほか、各会計予算案に対しまして、賛成の立場から討論させていただきます。 新型コロナウイルスにつきましては、北海道は21日まで適用されるまん延防止等重点措置について、新規感染者数や病床使用率が減少していることから、延長を要請しないことを国に伝えています。 国も期限どおりに解除する方針でありまして、1月27日から約2カ月続いた重点措置が終了する見通しとなっています。 今回の一般会計予算案につきましては、新型コロナウイルス感染対策と社会経済活動を両立し、将来に持続可能な成長基盤を構築するための未来への投資を積極的に行うべく、多くの新規事業が盛り込まれています。 その具体的な内容としまして、ワクチン接種や公共的空間における感染症予防、プレミアム付商品券の発行など、コロナ禍における地域経済活動回復に向けて取り組むとともに、ふれあいの杜子ども館の開設や浜益区の教育・保育環境の整備など、子育ち・子育て環境の充実を図るなど、コロナ禍における対策をしっかりと行いつつ、将来、持続可能なまちづくりに向けた施策に必要な事業が数多く盛り込まれています。 また、国の施策とも連動し、財源確保に努め、より効果的に事業が執行できるよう工夫も見られます。 このように、令和4年度一般会計予算案には、コロナ禍にあって、厳しい社会情勢に直面しつつも、いしかりのまちづくりに求められる各種課題に対応し、市行政が求められる責務を果たすために必要な取組が反映されていると評価いたします。 昨年度の一般会計予算に関する賛成討論におきまして、私は、今、コロナ禍という長いトンネルの中にいて、トンネルを抜けた先の景色がまだ、見通せないと申し上げました。 今現在、我々が置かれている状況は、トンネルの出口に向けた一歩を踏み出すときであると考えております。 コロナ禍においての生活は、多くの方が我慢を強いられる場面が多かったことと思います。 特に子どもたちにとっては、未知のウイルスに対する対応や学校行事への影響など多くのストレスがあったことと推察されます。 コロナ禍を契機として、働き方や価値観が根底から変わり、行政のデジタル化、それから温暖化対策など求められる施策に迅速に対応するために先の予算特別委員会においてもしっかり議論を尽くしてまいりました令和4年度一般会計予算、各会計予算を可決して、空白期間を置かずに連続した経済対策につなげ、市民一人一人が安心して暮らすことができる環境づくりのためにも来年度予算執行に関しては速やかに行われるべきと考えます。 以上、令和4年度予算案について賛成の立場から賛成討論といたします。 ○議長(花田和彦) ほかに討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 これをもちまして、討論を終了いたします。 これより、議案第4号令和4年度石狩市一般会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。    (賛成議員起立) ○議長(花田和彦) 賛成議員多数です。 したがって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号令和4年度石狩市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。    (賛成議員起立) ○議長(花田和彦) 賛成議員多数です。 したがって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号令和4年度石狩市国民健康保険診療所特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号令和4年度石狩市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。    (賛成議員起立) ○議長(花田和彦) 賛成議員多数です。 したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号令和4年度石狩市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。    (賛成議員起立) ○議長(花田和彦) 賛成議員多数です。 したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号令和4年度石狩市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号令和4年度石狩市個別排水処理施設整備事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号令和4年度石狩市水道事業会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号令和4年度石狩市公共下水道事業会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決です。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第5 同意第1号 ○議長(花田和彦) 日程第5 同意第1号石狩市固定資産評価審査委員会委員選任について同意を求める件を議題といたします。 提案理由の説明が2月15日に終わっておりますので、これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、同意第1号石狩市固定資産評価審査委員会委員選任について同意を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、討論を省略して原案のとおり同意することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、同意第1号は、原案のとおり同意とすることに決定されました。─────────────────── △日程第6 報告第3号 ○議長(花田和彦) 日程第6 報告第3号専決処分報告の件(交通事故に係る和解及び損害賠償額の決定の件)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田英暢) ただいま議題となりました報告第3号について説明を申し上げます。 本件は、給食配送業務を受託している業者の職員が市有自動車を運転中に、後方の安全確認を怠り、駐車中の相手方車両に接触した事故について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分したことについて、同条第2項の規定により報告をするものでございます。 今後、かかる事態が生じないよう、公用車の安全運行を徹底してまいりたいと存じます。 以上、報告とさせていただきます。 ○議長(花田和彦) 以上で、報告を終わります。─────────────────── △日程第7 議案第20号 ○議長(花田和彦) 日程第7 議案第20号令和3年度石狩市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田英暢) ただいま議題となりました議案第20号について説明申し上げます。 今回の補正は、当面急を要する経費について所要の措置を講じようとするものでございます。 補正の額といたしましては、既定予算の総額に歳入歳出それぞれ、11億2,609万2,000円を増額し、その総額を371億4,842万6,000円とするものでございます。 歳出につきましては、マイナンバーカード所有者の転出・転入手続のワンストップ化に係るシステム改修に459万2,000円、石狩市農業協同組合が行う米麦乾燥調製施設の増改築に対する補助に7億2,150万円、積雪が平年の2倍に達する記録的な大雪に対応するため、さらなる除排雪経費として、道路橋りょう維持費に4億円を計上しようとするものでございます。 歳入につきましては、国庫支出金に5,459万2,000円、道支出金に7億2,150万円、財政調整基金繰入金に3億5,000万円を計上しようとするものでございます。 また、繰越明許費補正として、情報化推進事業費など2事業を追加しようとするものでございます。 よろしく御審議を賜りたいと存じます。 ○議長(花田和彦) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 お諮りいたします。 議案第20号の質疑については、歳入歳出一括して行いたいと思います。 御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 質疑はありませんか。 6番蜂谷三雄議員。 ◆6番(蜂谷三雄) 議案第20号について質問いたします。 今日は3月18日、例年ですと雪解けが相当進んでいる時期でございますが、今、町なかを走りますと雪の壁がそびえ立っているという状況でございまして、市民の皆様の日常の暮らしに対する苦労に対して、心から御見舞いを申し上げると同時に、この事務に当たっている市職員の皆様には、改めて労苦をねぎらっておきたいと、質問の前に、そのことを申し上げておきたいと思います。 今冬の豪雪は、これまであまり経験のない災害級の降雪量であった。これは報じられているところでございますし、私たちの実感でもあります。 石狩北部に位置する石狩市だけではなくて、特に石狩中部・南部も大雪に見舞われたと、これからもこのことが予想されることなので、今後のことも踏まえて質問しておきたいと思います。 まず、第1に、石狩市の今冬における今日までの降雪量、最大積雪深はどの程度であったのか、お示しいただきたいと思います。 2点目ですが、除排雪費の今回の補正額は4億円、2月15日の補正予算も4億円でございますから、先ほどの提案説明にも触れておりましたように、当初の予算のおよそ2倍の規模になります。 当初予定をしていた契約額に対して、請負事業者の現在までの稼働率はどの程度上回っているのか、平均で結構ですのでお示しいただきたいと思います。 3点目ですが、今冬の豪雪については市民生活を維持するために特別な費用がかかることから、そのための財源というのはどうしても必要になってまいります。 国も当然それに対する対応を聞いてはございますが、あるいはまた報道等でも了知してございますが、国庫補助と特別交付税の今現在の見通しについてお示しいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) 佐藤建設水道部長。 ◎建設水道部長(佐藤祐典) ただいまの最大降雪量と積雪深、それから稼働率などについてお答えいたします。 降雪量につきましては、例年よりも1メートル程度はどの地区でも大きくなっておりまして、例えば、茨戸水再生プラザ、通常花川北ですとか、そういった表現しておりますが、そういったところの降雪量でいきますと、現在のところ5メートル50程度でございます。 積雪につきましては、例年よりもまだまだ高いところでございまして、最大積雪深は今年でいきますと153センチメートルでございまして、現在は80センチメートル程度のところでございます。 それぞれの地区においても非常に高い値となっております。 それから除雪の稼働率でございますが、石狩、厚田、浜益、全地区トータルしまして、180%程度を見込んでおります。 石狩でございますと、例えば、市街地では186%ですとか、新港地区については200%を超えている。それから厚田・浜益でも160%から170%ぐらいの間でございます。 私から以上でございます。 ○議長(花田和彦) 蛯谷財政部長。 ◎財政部長・(兼)会計管理者(蛯谷学俊) 私からは、除排雪経費に係る財源措置についてお答えいたします。 除排雪経費の増加に対する財政措置につきましては、国土交通省におけます追加支援に対する要望、特別交付税における増加需要額報告など、東京事務所等を通じて関係省庁への働きかけを行っているところでございます。例年以上の財源確保を見込んでいるところではございますけれども、国において交付額の決定前であることから、現時点におきましては具体的な額をお示しできないことを御理解いただきたいと存じます。 私からは、以上でございます。 ○議長(花田和彦) 6番蜂谷三雄議員。 ◆6番(蜂谷三雄) 建設水道部長からの答弁で、今冬の降雪量、あるいは最大積雪深が153センチメートル、多分、寒冷であったということも、そのような影響の結果だろうと、私がこの質問するというのは、やはりこのような災害級の大雪・豪雪があったときに、石狩市としてどう対応したのか、今後に生きる記録として、あるいは議論として、それを残しておく必要があるという立場から質問させていただいておりました。 そこで、現状についてはこのことで理解いたしますが、問題は例年の2倍のいわゆる財政支出、これが一般市民の負担になることのないようにという、私は思いで先ほどこれにかかる費用についての考え方をお伺いいたしました。 御存じのとおり、石狩市は豪雪地帯対策特措法の対象になっています。北海道は全部この豪雪地帯としての対象になっていますが、とりわけ石狩市は、浜益区と厚田区が特別豪雪地帯という国の特措法の関わりの中で、この特措法は今年の3月31日で発効が現行の法律上終わりになりますけれども、延長という動きが今国会でありますので、多分、これは延長されるだろうと思います。私が伺いたいのはそのような指定されている市町村のいわゆる除雪・排雪に関わる費用、このことが特別な事情にある冬期間の市町村の財政を圧迫する。財政を圧迫するということは、つまり市民サービスがそれだけ縮減されることのないような仕組みが国において設計されているのだろうと私は思っています。 特別豪雪地域、あるいは豪雪地域における財政上のメリットといいますか、財政上の支援策はどのようなものがあるのでしょうか。 同時に、先ほどまだ決定されていないので、国庫補助、あるいは特別交付税措置については明言ができないという答弁でございましたけれども、結果的に豪雪地帯でない市町村と比較をして、この雪のための支出が雪国における他の行政サービスに影響は及ぼさないことが国の制度の仕組みとして、私は完成されていると思いますが、そこも含めて、改めてお伺いします。 以上です。 ○議長(花田和彦) 蛯谷財政部長。 ◎財政部長・(兼)会計管理者(蛯谷学俊) 豪雪地帯対策特別措置法についての重ねての御質問でございます。 豪雪地帯におけます降雪・積雪による特別の増加支出が余儀なくされている実情を踏まえまして、財政上の必要な措置が講じられるというのは、この法の趣旨であります。具体的なメリットですが、普通交付税の算定におきまして豪雪地帯の特別の財政需要、基準財政需要額に割増し算入するため、級地区分に応じて寒冷補正が適用されており、また、普通交付税の算入額以上に除排雪経費が必要な場合においては、特別交付税による財政措置が制度上設けられております。 このように豪雪地帯の特有な増加支出に対応するよう、国においても、財政上の配慮をしていると認識しています。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) 6番蜂谷三雄議員。 ◆6番(蜂谷三雄) さすが財政部長の答弁で了解いたします。そのとおりだと思うのです。 寒冷地補正をかけて基準財政需要額を算定し、そのことによって交付税でそれを措置しようとする。それと併せて考えたときに、今年のような災害級の場合はどうするのだと、この二つの見方がやはり必要なのです。 災害級のこのような豪雪に対しては、寒冷地補正は変化しません。豪雪があったとしても、それをどうカバーするかと言えば、国庫補助、あるいは特別交付税ということになると思いますが、最後に、他の行政サービスに影響が出ないように国に、あるいは必要な機関に対して強力に要請していただきたい。もう年度末ですから。そしてまた、市民生活がまだまだ不便な状態にありますので、スピード感を持って取り組んでいただきたいと思いますが、最後に、市長の思いをお聞かせいただいて、3回目ですので、終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) 加藤市長。 ◎市長(加藤龍幸) 蜂谷委員の重ねての御質問にお答えいたします。 財源措置については、先ほど財政部長から説明があったとおりであって、今、議員からの御質問の中に普通交付税は当然のことながら算定は終わっており、あとは特別交付税の12月交付が終わっておりますので、3月交付が賄えなかった部分を特別交付税と国土交通省の交付金でどのような形で措置されるかですが、私自身は、1月の確か中旬だったかと思いますけれども、総務省及び国土交通省において、財源支援の要請を速やかに行ってきております。また、石狩地方開発促進期成会においても管内の雪に対する財政需要の要望を、会長・副会長、また、私どもには東京事務所がありますので、やはり東京事務所があるというこのメリットを最大限に生かして要請活動を行っており、恐らく間もなく特別交付税及び国土交通省の交付金の内示が来るかと思いますので、大いに期待しているところであります。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第20号令和3年度石狩市一般会計補正予算(第13号)を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。    (賛成議員起立) ○議長(花田和彦) 賛成議員多数です。 したがって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第8 議案第21号 ○議長(花田和彦) 日程第8 議案第21号令和3年度石狩市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田英暢) ただいま議題となりました議案第21号について説明を申し上げます。 今回の補正は、高齢者施設等における大規模修繕に要する経費について所要の措置を講じようとするものであり、繰越明許費として、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を設定しようとするものでございます。 よろしく御審議を賜りたいと存じます。 ○議長(花田和彦) 提案理由の説明が終わりましたので、これより、議案第21号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第21号令和3年度石狩市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第9 議案第22号 ○議長(花田和彦) 日程第9 議案第22号石狩市行政活動への市民参加の推進に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田英暢) ただいま議題となりました議案第22号について説明を申し上げます。 本条例は、広聴及び市民活動に係る窓口を一元化し、市民の利便性向上を図るとともに、協働によるまちづくりを総合的に推進する体制を構築するため、企画経済部が分掌する事務のうち、市民参加や協働推進等に係る事項を令和4年4月1日付けで環境市民部へ移行することに伴い、石狩市行政活動への市民参加の推進に関する条例の規定により設置しています石狩市市民参加制度調査審議会の庶務を処理する所管を、企画経済部から環境市民部に変更するものでございます。 よろしく御審議を賜りたいと存じます。 ○議長(花田和彦) 提案理由の説明が終わりましたので、これより、議案第22号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 7番神代知花子議員。 ◆7番(神代知花子) 議案第22号について質問させていただきます。 3点伺いたいと思います。 一つ目は、まず、最終日の定例会に条例改正がかけられるということが、私は7年ぐらい議員をさせていただいていますけれど、このようなことはあまり記憶にないことでした。 常任委員会というものが何のためにあるのか、また大事な条例改正に関わることなので、なぜそれが諮問されなかったか、審議されないのかを、まず一つ伺いたいと思います。 二つ目、この条例は、平成14年に策定されて以降、平成26年から市の重要施策の策定に関わって、また、各部署の広く施策の取りまとめをしていた企画経済部が石狩市行政活動への市民参加の推進に関わる条例、いわゆる市民の声を生かす条例を所掌していることに大きな意味があったと思います。 市民の声がダイレクトに届くこともそうですし、作成過程において、その市民のニーズに基づくもので、広く意見を取り込んでいく方法が採用されているかということが進められてきたという効果があったのではないかと私は思っています。 今回、窓口を一元化することの必要性がなぜこのタイミングで出てきたのかを、改めて企画経済部長として、どのように評価しているか伺いたいと思います。 また、担当所管が市民生活に関わる重要施策を担っている広聴・市民生活課ですけれども、広聴・市民生活課に対して移管することになった経緯も伺いたいと思います。 あと自治基本条例の改定、市民協働事業の推進、まちづくり出前講座、先ほど説明もありましたが、市民参加制度の適正な運用をチェックする市民参加制度調査審議会などどのような事務分担となるのか、具体的に伺いたいと思います。 三つ目です。 令和2年度、令和3年度に実施した市民参加制度調査審議会の結果、市民参加制度の運用についてどのような答申が市に対して出されたかを確認したいと思います。 令和3年度、私の記憶では、市民団体から市が行う行政事務の中で市民参加手続を取るべき事務が見落とされているのではないか、取るべきか、取らないべきかの審査を市民参加制度調査審議会でしてほしいという要望が出されたと記憶しています。 その要望に対して、制度調査審議会はどのような回答を出したかですけれども、個別の事務についてチェックしたり、行うべきかどうか判断するような機能を調査審議会としては持っていないという回答がなされました。つまり全庁的な政策を網羅的に把握して、その所管は企画経済部ですが、所管が洗い出したものに対してのみチェックできるのが調査審議会です。ここに上がってこない事務に関しては、市民参加制度を取るべきか否かというようなチェックもできないということなのです。 ですから、恣意的に取るべき事業が外されることもあり得るということです。 そのようなこと、全庁的な政策の洗い出し、これは広聴・市民生活課の本来業務ではないです。 そのようなことをしなければいけないと提言されているのにもかかわらず、広聴・市民生活課が、今後、そのような全庁的な政策の洗い出しをすることは可能なのでしょうか。 以上です。 ○議長(花田和彦) 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田英暢) ただいまの御質問に私からお答えいたします。 まず、本日の提案に至った要因でございますが、御承知のように4月には定期異動があるということで、その作業との整合性を図るために本日に至ったところでございます。 まず、市政を進めるに当たっての考え方ですけれども、業務の内容ごとをそれぞれ担当する部局や担当を決めていますが、その根底には加藤市長のもと組織全体が共通認識を持って、同じ方向へ進めるものが原則であると考えてございます。 したがって、所管替えによってもその業務内容が何ら変わるものではないというのが私どもの基本的な認識でございます。 これまで、所管してきた企画経済部では、政策的な推進部門として市民啓発や庁内連携により一定の役割を果たしてきたところでございますが、今回の所管替えによって、これまで日常的に様々な市民の声に対して対応するほか、町内会、あるいはNPO法人などの市民活動に係る業務などを行っている部局への一元化が図られ、市民により分かりやすい窓口として、また、広範囲な市民活動を総合的にワンストップで支援できるものと判断いたしました。 なお、この移管によって自治基本条例はその精神の根本を示すものでございますので、これは、これまでどおりの企画課が所管し、今回の移管については実務的な業務となる協働推進や市民参加の事務などの窓口を広聴・市民生活課が所管することとしているところでございます。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) 暫時休憩いたします。      午前11時23分 休憩───────────────────      午前11時25分 再開 ○議長(花田和彦) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 7番神代知花子議員。 ◆7番(神代知花子) 再質問させていただきます。 今、副市長からのお答えだったのですけれども、ポイントとして、なぜ、今のタイミングで新年度から広聴・市民生活課が実務を担当して、自治基本条例など大きな政策の改定に関しては分けたのかが少し解せないです。 その窓口の一元化によって何がさらに市民サービスとしてはよくなるのか。私としては、これまで企画経済部がこれを所掌していたことに大きな意味があったと思っていますし、この市民に向き合う制度に対して、しっかりとした政策の洗い出しをしてくださいという意見が令和3年度に行われた市民参加制度調査審議会では提出されているところです。 その部分をクリアしていくためには、さらに全庁的な政策に詳しい部署が市民参加が取られているかのチェック体制が取れるのかが求められていますが、それを広聴・市民生活課、主に男女参画や市民の生活に関わる大事な政策をたくさん持っている事業を行うような課ですけれども、そこが、今回、市民参加の実務だけを担うことがどうも解せません。そこに対してもう少し丁寧な説明していただけませんか。 常任委員会でもかかっていないので、この場でしか議論することはできません。説明もなされず質問の回数も制限されている中で話すような条例改正ではないと思いますので、もう少し丁寧な説明をお願いいたします。 先の予算への反対理由にも挙げさせていただきましたように、2020年1月、漁業者がどうこうではなくて、市の独断で一般海域での洋上風力の促進区域を目指すことが示されました。 でも、本来であれば、常任委員会、議会の場、または市民参加手続をとって経たゾーニング計画に反するものですから、専門的知見を要する環境審議会に対して意見を聴取して、その上で決定していくプロセスを踏むべきだということを再三求めています。 議論の中心となっていたのは、市民参加を推進するべき立場の企画経済部が洋上風力の推進について行うというダブルスタンダード、このことに批判が向いていた、その議論の中にある中で真摯に向き合うことを避けて、市民参加制度を移管するということは、情けなさを感じます。 これは、私自身がなぜそのようにするのかという理由を分かっていないからかもしれません。 ですので、そのあたり、こういった議論がずっとされてきた経過がありながらも所管だけを移管するという条例改正をかけてくるというのが、本当にこれは市民参加をどう思っているのかと、市民参加制度が一番大事だというのは、市長としてどのように思っているのですか。 確かによくなるねという部分が納得いけば、それは賛成できるものですけれども、そのあたりが見えませんので、市長からお答えいただければと思いますが。 ○議長(花田和彦) 鎌田副市長。 ◎副市長(鎌田英暢) 重ねての御質問に私からまずお答えします。 なぜ今のタイミングだという御質問ですけれども、先ほども申しましたように、移管替えに伴う部分についても人員の体制も含めて、いわゆる人事に関わる部分もございますので、それで、今回の4月に行われる定期の人事異動に合わせた形の中で所管替えということで、今回、提案させていただいているところでございます。 これまでの政策への反映についての部分の御心配ということだと思うのですけれども、政策の企画立案は一つの部局で行うことではありません。各所管がそれぞれ広く市民の声を聞きながら政策立案に生かすもので、所管が変わったからといって、その点が後退するということは考えてございません。 今回の所管替えについては、市民の声を聞く窓口としてより機能的に対応できると考えてございますので、そういった形の中で、今回の移管については提案させていただいているところでございます。 私から以上です。 ○議長(花田和彦) 7番神代知花子議員。 ◆7番(神代知花子) 最後、なぜ市長がお答えいただけないのか分からないのですけれども、市長に伺います。 実務として、これまで広聴・市民生活課というのは、市民団体の要望、またはその市長への面談というところのスケジュール調整などに関わってきています。 その中でどういった政策に対する意見なのかというところは、広聴・市民生活課の把握するべきことではなくて、その事務機関として機能してきたわけです。どのような意見が上げられてきたか、要望がどのぐらいあるかというところの所掌を企画経済部が年に1度の調査会の報告の中でまとめているわけです。 ですので、これまで市民の声を聞く窓口が市民に対してどういった意見があるということを取りまとめてきた部署は、広聴・市民生活課ではなくて、企画経済部が取りまとめているので、政策のベースには、いつも市民の声とか、ニーズ、様々な御要望があり、そのための手段としてパブリックコメントをはじめとする審議会、いろいろな手段を条例として策定しているわけです。 そのあたりで、今般のこの議論、一般海域での洋上風力の促進区域に向かう市民参加制度を取るべきか否かというところをしっかりと考えてくださいというお答えを求めてきていますけれども、その所掌をその議論に対してしっかりとして向き合うことがなく、このように移管だけすることに対して、私は納得できるものではありません。市民参加制度全般に対して、洋上風力でなくてもいいのですけれども、今後も、市民と共につくっていく政策に対して、市長としてはどのような思いでいるのかということを確認したいと思います。 以上です。 ○議長(花田和彦) 加藤市長。 ◎市長(加藤龍幸) 重ねての御質問にお答えいたします。 どうも質問者は、それぞれの組織について一つの何か偏った見方があるようにしか私には思えません。 組織は生き物です。それぞれのセクションは、それぞれの時代時代に応じた形で業務をやっているわけですから、それをもってどこだったらいいとかどこだったら駄目だとかというのは、私的にはどうも質問者のおっしゃっている意味は、申し訳ないのですが、理解することはできません。 何度も先ほどから副市長も答弁しておりますが、どこのセクションであろうと政策の立案・計画というものは行っています。 それを議員も御承知かと思いますが、過去、この市民参加制度は、企画財政部協働推進・男女共同参画担当というセクションが持っていましたし、協働推進・市民の声を聴く課というところが持っていましたし、私もそこで所管部長もやっておりました。 ですから、様々な業務がどこにあったらいいとか、どこにあったら悪いというのがどうも本日の議員の御質問を聞いて、私には理解できずに、どこにあろうがその条例の精神はきちんと持って事務を遂行するわけですので、私からはこれ以上お答えできるものはありません。 以上でございます。 ○議長(花田和彦) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 質疑なしと認めます。 質疑を終了いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 討論なしと認めます。 討論を終了いたします。 これより、議案第22号石狩市行政活動への市民参加の推進に関する条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。    (賛成議員起立) ○議長(花田和彦) 賛成議員多数です。 したがって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第10 発議第1号 ○議長(花田和彦) 日程第10 発議第1号国保事業安定化のための国庫負担の増額を求める意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 11番上村賢議員。 ◆11番(上村賢) ただいま議題となりました発議第1号の意見書案について説明を申し上げます。 発議第1号国保事業安定化のための国庫負担の増額を求める意見書(案)。 上記意見書案について、会議規則第14条の規定により提出する。 令和4年3月18日。 提出者、石狩市議会議員、上村賢、阿部裕美子、蜂谷三雄、大野幹恭、加藤泰博、伊藤一治。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣。         ────発議第1号  国保事業安定化のための国庫負担の増額を求める意見書(案) 国保に加入をする世帯の4割が年金生活者などの無職、3割が非正規労働者などで、低所得層が多く占めているが、平均保険料は、4人世帯の場合で試算すると正規雇用サラリーマンの健康保険料のおよそ2倍となっている。 したがって、全国知事会や市長会・町村会など地方団体は、今の国保制度には「被保険者の所得水準が低いにもかかわらず保険税(料)負担が高い」という構造問題があることを指摘し、その解決策を国に求めてきた。 全国知事会は2014年、国保事業への公費1兆円を投入することで国保税(料)を「協会けんぽ」なみの負担率にすることを国に要求し、「国保の都道府県化」が実施された18年以後も引き続き、「定率国庫負担」の引上げを求めている。また、全国市長会も「国庫負担割合の引き上げ」を求めているところである。 一方で国は、国保都道府県化の保険税(料)平準化のなかで構成団体(基礎自治体)に対して一般会計からの繰り入れをなくすよう求めている。これでは平準化後の保険税(料)負担は益々他の健康保険負担水準との格差を拡大することが懸念される。 よって、国においては国民皆保険の柱であることに鑑み、国庫負担を抜本的に増額し、国保事業の安定化をはかるよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。  令和4年3月18日              北海道石狩市議会         ──── ◆11番(上村賢) 以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(花田和彦) 提案理由の説明が終わりましたので、これより、発議第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 発議第1号については、質疑及び討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第11 決議第1号 ○議長(花田和彦) 日程第11 決議第1号ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する決議(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 11番上村賢議員。 ◆11番(上村賢) ただいま議題となりました決議第1号について説明を申し上げます。 決議第1号ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する決議(案)。 上記決議案について、会議規則第14条の規定により提出する。 令和4年3月18日。 提出者、石狩市議会議員、上村賢、阿部裕美子、蜂谷三雄、大野幹恭、加藤泰博、伊藤一治。         ────決議第1号  ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する決議(案) 令和4年2月24日に開始されたロシア軍によるウクライナへの侵攻は、明らかに同国の主権及び領土の一体性を侵害し、武力行為を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章の重大な違反であって断じて許されない行為である。 こうした力による一方的な現状変更は欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねない極めて深刻な事態である。 日本国憲法の精神に基づく恒久平和の実現を市民意思の表明として平和都市宣言を行っている本市の願いに反する行為であり強い憤りを覚える。 よって、石狩市議会は、今般のロシアの侵略行為に対し厳しく非難するとともに、ロシア軍の攻撃停止と即時撤退、国際法の遵守を強く求めるものである。 以上、決議する。  令和4年(2022年)3月18日              北海道石狩市議会         ──── ◆11番(上村賢) 以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(花田和彦) 提案理由の説明が終わりましたので、これより、決議第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 決議第1号については、質疑及び討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認めます。 したがって、決議第1号は、原案のとおり可決されました。─────────────────── △日程第12 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出 ○議長(花田和彦) 日程第12 各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長からお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の所管事務の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に関することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(花田和彦) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。─────────────────── △日程第13 特別委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出 ○議長(花田和彦) 日程第13 特別委員会の閉会中の所管事務の継続調査申出を議題といたします。 議会広報特別委員長及び議会改革推進特別委員長から閉会中の所管事務の継続調査申し出があります。 お諮りいたします。 議会広報特別委員長及び議会改革推進特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(花田和彦) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。─────────────────── △閉会宣告 ○議長(花田和彦) 以上をもって、今定例会に付議された案件は、全て終了いたしました。 以上で、令和4年第1回石狩市議会定例会を閉会いたします。           午前11時43分 閉会               閉会中の継続調査申出一覧表                                 令和4年第1回石狩市議会定例会┌───────────┬────────────────────────────┬───────┐│ 所 管 委 員 会 │       件            名       │  期  間  │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│総務常任委員会    │(1) 総務関係について                  │次期定例会まで││           │(2) 企画経済関係について                │       ││           │(3) 財政関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│厚生常任委員会    │(1) 市民生活関係について                │次期定例会まで││           │(2) 保健福祉関係について                │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│建設文教常任委員会  │(1) 建設水道関係について                │次期定例会まで││           │(2) 教育関係について                  │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│議会運営委員会    │本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項及び議長の  │次期定例会まで││           │諮問に関する事項                    │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│議会広報特別委員会  │議会広報の編集及び議会インターネットテレビ放映に関す  │次期定例会まで││           │る事項                         │       │├───────────┼────────────────────────────┼───────┤│議会改革推進特別委員会│議会改革等に関する事項                 │次期定例会まで│└───────────┴────────────────────────────┴───────┘...